サーミスタの原理
サーミスタには大きく分けて「NTC型」と「PTC型」の2種類があります。NTC型は温度が上がると抵抗値が下がる特性を持ち、PTC型はその逆で温度上昇とともに抵抗値も上がります。特にNTC型は温度変化に対する感度が高く、-50℃から300℃程度の広い温度範囲で使えるため、家電製品や自動車など身近なところでよく使われています。
サーミスタの抵抗値と温度の関係は非線形で、例えばNTC型では温度が10℃上昇すると抵抗値が約半分になるといった具合に、大きく変化します。この特性を利用して、わずかな温度変化も検出できるのが強みです。
【監修者コメント】
メカサーチ編集部
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